みえ尾鷲海洋深層水では5種類の深層水を提供。
それぞれ特徴ある深層水が、様々な分野の産業で活かされています。
1 原水 水深415mから汲み上げた深層水
塩分濃度:約3.4% 硬度:約6,400mg/l
ミネラルウォーター、製塩の原料、入浴、魚の干物、魚介類の陸上養殖などに
2 淡水 逆浸透膜法で脱塩した深層水、超軟水
塩分濃度:0.05%以下 硬度:1mg/l未満
炊飯、お茶、コーヒー、健康飲料、化粧品などに
3 濃縮水 逆浸透膜法で濃縮した深層水
塩分濃度:約6% 硬度:約11,200mg/l
魚介類の冷凍保存、醤油、製麺などに
4 カルマグ水 電気透析法で主にNaclを除いた深層水
塩分濃度:約0.7% 硬度:約5,600mg/l
お酒、醤油、味噌などに
5 高ナトリウム水 電気透析法で主にNaclを高濃度にした深層水
塩分濃度:約8.4% 硬度:約7,500mg/l
製塩、ラーメンの塩だれなどに
【原水】
農業 エノキ栽培の菌床に添加するとカルシウムや糖類が多く、シャキシャキ食感になりました。
米作りの際に散布すると、ほのかな甘みが感じられた。
トマト、イチゴ、タマネギ、ほうれん草作りに使用し、糖度UPに成功。
野菜栽培の際に300~500倍に薄めて葉や土壌に撒くと、葉が活き活きしたように感じる。
醸造・発酵 醤油や醸造酢の仕込み水に使用し、まろやかな味わいに。
パン生地に入れるとふっくらしました。
食品加工・調理 ハム・ウィンナー・ベーコンを原水で加工し、まろやかな味わいになりました。
トウモロコシや枝豆、山菜などを茹でると、ほどよい塩加減で色鮮やかに。
漬け物に使用すると、ちょうど良い塩加減で歯ごたえもよく仕上がりました。
貝の砂出しと、茹でる時に量は少なめで蒸す感じで仕上がりました。
タコなど魚介類やパスタなどの茹で水に加水して使用。ほどよい塩味になりました。
入浴 お風呂に入れると、体が温まるし、保湿がよく肌がすべすべになります。
【淡水】
醸造・発酵 日本酒の醸造用仕込み水として使用し、香り高い仕上がりとなりました。
焼酎造りの際、仕込み水・割水に使用すると発酵が促進され、スッキリ飲みやすいクリアな味わいになりました。
食品加工・調理 ふき水煮の漬け込み水に使っています。
コーヒーやお茶に使うと、豆や茶葉本来の味が引き出され、香りが良くなりました。
炊飯に使うと、粘りとツヤが出て、ふっくらと炊きあがります。
美容・衛生 スプレーなどで肌に噴射すると、しっとり感が出てよくなじみます。
寝癖直しやブラッシングの際、髪のセットが上手に仕上がります。
【濃縮水】
農業 肥料の中に濃縮水を加えて浸透圧を上げ、トマト栽培を行っています。発育がよくなり、まろやかな味になります。
調理 魚の塩焼きの際に、漬け込み水に使うと味がまろやかになり、見た目もきれいに仕上がります。
肉料理の前に30分ほど漬け込むと、肉にやわらかさとツヤが出ます。
野菜の下茹でに使うと、色が鮮やかになります。
ナスやキュウリの浅漬けに使っています。
【カルマグ水】
醸造・発酵 酒造りや醤油、パンなどの発酵食品に使うと、発酵が促進され、風味が増しました。
【高ナトリウム水】
食品加工 塩分濃度が高く、干物づくりなどの調理用に使っています。